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​史学研を遡る

2024年度白門祭展示

「史学研 70 年の歩み——伝統と革新の半世紀」

より抜粋

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​小川町時代

文京区小石川1-1

1954 - 1963​

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​駿河台時代

1964 - 1977​

千代田区神田駿河台3-9

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​多摩時代

1978 - Now​

八王子市東中野742-1

〔1954〕

54年

4月   史研:結成準備委員会

6月1日 中央大学史学研究会 設立

9月   秋季総会にて規約改訂

11月  臨時総会にて規約改訂

     史峰 創刊号

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55年

5月     春季定例総会

6月     第1回・第2回鎌倉見学

9月     秋季定例総会

11月    日本史部会研究発表

       機関新聞『史報』創刊号

11月19日 東洋史部会研究発表

12月11日 文工祭へ参加

時期不明   機関新聞『史報』2号

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56年

4月   『The Bud of History』

5月2日 新入会員の歓迎会

時期不明 春季定例総会

6月   『史峰』2号

7月   機関新聞『史報』3号

10月  大講堂にてインド映画

     「アナールカリー」とインド

     大使館情報局プチュパダス氏

     の講演

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Column

本ページでは省いたが、創設期には数か月に1回のペースで臨時総会が開かれ役員変更や規約改定などが行われている。

1954年当初で36名の会員を抱えながらもこのような頻繁な総会が行われていたことを鑑みるに、現代との時間感覚の差がありありと感じられる。しかしながら白史12号にて1966年当時の会長 鈴木俊をして「史学科の学生諸君の研究機関」と言わしめたように、研究会の名に恥じない活動をしていたようである。

〔1957〕

57年

5月   春季定例総会

時期不明 白門祭へ参加

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58年

5月25日 春季定例総会

時期不明  白門祭へ参加

      会室の確保

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59年

6月    『会報』創刊号

      春季定例総会

7月    『会報』2号

7月4日  東洋史研究部会での発表

9月    秋季定例総会にて

      白門祭参加が決定

      『会報』3号

9月22日 『鎌倉報告』

12月   『会報』4号

60年

3月    『会報』5号

      臨時総会にて会則改訂

4月1日  『白史』4号

5月6日  春季定例総会

5月19日 臨時総会

時期不明  『会報』6号

6月8日  臨時総会にて白門祭への

      参加が決定

      『会報』7号

8月10日 1週間日程で中山道調査旅行

8月29日 第2回中山道調査旅行

9月    『会報』8号

11月   『会報』9号

      白門祭へ参加

      『白史』中山道特集号

61年

3月    『会報』10号

3月25日 『白史』6号

時期不明  史研同窓会 結成

4月    『白史』5号

5月    春季定例総会

      『会報』11号

6月    臨時総会で白門祭への

      参加が決定

      『会報』12号

時期不明  臨時総会

8月1日  会津で現地調査

10月   秋季定例総会

11月   白門祭へ参加

      『白史』会津特別号

12月   臨時総会

62年

年度初頭 委員長変更

5月  定例総会

11月 『白史』7号

63年

4月15日 『白史』8号

時期不明  定例総会

8月    中山道信濃路に調査旅行へ

9月    臨時総会

11月   『白史』9号

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Column

1957・58年の低迷期を乗り越えつつ、大学院の駿河台移転に伴い元学生研究室を専用し、後楽園校舎での会室確保にも至っている。

また1959年には『会報」を創刊するほか部会での発表も記録に残り、対内・対外広報への注力を感じられた。特に注視したいのは『白史』4号の発行である。

70年以前の研究における中心資料となったものだが、『史峰』からの改題であり1956年の『The Bud of History」も含めた号数の計算となっており、6号以降は今(2024年12月現在)も本学図書館に所蔵されている。

〔1964〕

64年

初頭  役員変更

5月  定例総会

8月  研究調査

後期  駿河台移転に伴い会室喪失

11月 白門祭に参加

65年

4月15日  春季総会

8月     夏季合宿

時期不明   第一次学生会館自主管理闘争

10月25日 『白史』11号

66年

4月5日   春季合宿

4月11日  『白史』12号

5月20日  定例総会

6月2日   学生会館問題全学討論会

8月     夏合宿

10月28日 『史峰』創刊号

10月29日 『白史』13号

11月    白門祭に参加

11月19日 秋季総会

12月    第二次学生会館自主管理闘争

12月25日 『華胥会報』20号

67年

1月14日  臨時総会

4月4日   春季合宿

4月11日  『白史』14号

4月25日  春季総会

5月10日  会室獲得

6月     『史峰』4号

6月12日  『会報華胥』21号

8月     夏季合宿

10月    白門祭に参加

10月31日 『白史』15号

秋      『白史』が図書館へ

       納本される

11月16日 『会報華胥』22号

11月18日 秋季総会

12月    学費値上げ阻止闘争

12月21日 『会報華胥』23号

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Column

1964年に文学部が正式に駿河台校舎へ移転したことに伴い会の本拠地も移動。これにより会室を失うこととなり、蔵書などは西洋史研究室で保管されることとなった。この移転の影響はかなりのものであったようで、1年程度は満足な活動ができなかったようである。

これと同時に大学では第一次学生会館自主管理闘争が発生しており、本会は辞達学会と学生会館問題全学討論会を共催、これ以降の平和な解決への糸口を作っていったようである。

〔1968〕

68年

1月13日  中央大学全学ストライキ

4月14日  『白史』16号

6月     会員29名の除名

6月21日  神田カルチェ・ラタン闘争

10月30日 『白史』17号

69年

1月    執行部の放逐

3月6日  『CHS合宿計画』

3月    合宿・臨時総会

3月30日 『華胥』復刊1号

5月10日 『華胥』復刊2号

8月21日 『華胥』復刊4号

時期不明  「華胥」編集委員崩壊

70年〜77年

70年8月20日 『あし』29号

73年7月25日 『葦』30号

74年2月26日 『葦』31号

74年12月6日 『葦』32号

75年      『葦』33号

77年       夏季合宿

         日本共産党・民主青年

         同盟による

         「サークル襲撃」

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Column

会として積極的な学生運動への関与は概ね見られないが、その煽りは確かに受けていたようである。この頃、恐らくはサークル観を巡る対立から大規模な除名と執行部の放逐などが発生している。また「白史」の発行が止まり、これまで数年おきに続いていた覚書の執筆が止まることで当時の様子を明らめるのが困難となった。加えて1978からは多摩移転が始まり、10年ほどで会内外の様子が様変わりすることとなる

〔1978〕

78年1月     多摩移転開始

78年1月20日  『葦』36号

78年7月11日  『葦』37号

78年11月21日 『葦』38号

79年7月7日   『葦』39号

79年11月    色川大吉講演会

80年3月22日  駿河台校舎閉校式

          多摩移転完了

80年6月26日  『葦』40号

80年11月    『葦』特別号第1刷

81年4月     『葦』特別号第2刷

81年1月10日  『葦』臨時特別増刊

          色川大吉講演会特別号

81年10月1日  『葦』41・42合併号

82年4月1日   『葦』43号

82年10月1日  『葦』44号

83年11月1日  『葦』45号

83年11月30日 永原慶二講演会

85年2月1日   『葦』46号

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Column

78年から80年にかけての多摩移転ではあるが、今回は駿河台校舎移転時のような会室騒動は起きなかったようである。また2度目の校舎移転が起こったこの時期は、創設期から近代までの境目となるの時代である。『葦』の継続的な発行が見られるものの、それらの現物はほぼ残ってはおらず発行された形跡が残るのみである。また会室保管の「史学研文書」曰く、当時本会は大学公認化に向けた交渉を行なっていたようである。

〔1986〕

 

 

 

当該年代の資料なし

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Column

約8年の資料喪失に関しては一歳記録が残っていないため、恐らくは会室整理などにより喪失したと思われる。またその期間のうちに『葦』の表記が年度表記になっており装丁も無線綴じへと変化しているため、これを以て現代に移行したと考えたい​。

〔1993〕

93年5月8日  春合宿

93年8月4日  夏合宿

94年2月    『葦』1993年度総括号

94年5月7日  春合宿

94年8月30日 夏合宿

95年2月    『葦』1994年度総括号

95年5月20日 春合宿

95年6月22日 『葦』1995年度新歓号

96年5月18日 夏合宿

96年6月14日 『葦』1996年度新歓号

96年8月10日 夏合宿

97年2月    『葦』1996年度総括号

97年5月17日 春合宿

97年9月4日  夏合宿

98年3月    『葦』1997年度総括号

98年5月16日 春合宿

98年9月1日  夏合宿

99年3月    『葦』1998年度総括号

99年5月22日 春合宿

99年9月6日  夏合宿

00年3月    『葦』1999年度総括号

00年5月20日 春合宿

00年9月3日  夏合宿

00年時期不明  2000年度中間号第2部

01年3月    『葦』2000年度総括号

01年5月19日 春合宿

01年9月3日  夏合宿

01年時期不明  『葦』2001年度中間号

02年2月    『葦』2001年度総括号

02年5月11日 『葦』2002年度新歓号

02年5月26日 春合宿

02年9月4日  夏合宿

03年2月    『葦』2002年度総括号

03年      『葦』2003年度新歓号

         春合宿

03年9月1日  夏合宿

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Column

1985年から1993年までの間、活動をしていたという事実は前後の資料から見えてくるものの一切の資料が残っておらず、詳細は全くの不明である。この間「葦』は連番の号数ではなく年代を示したものに変化し、1993年以前には時たま見られた講演会もなくなっている。ただこの講演会に関しては多摩へのキャンパス

移転による各著名人との疎遠化が原因でありその結果失われた文化ではないかと思われる。

この影響により活動も単純化し、代わり映えのないものとなってしまった。

〔2004〕

04年2月    『葦』2003年度総括号

         春合宿

04年9月1日  夏合宿

05年2月    『葦』2004年度総括号

05年5月7日  春合宿

05年9月5日  夏合宿

06年2月    『葦』2005年度総括号

06年5月6日  春合宿

06年9月11日 夏合宿

06年11月   『葦』2006年度白門祭号

07年2月    『葦』2006年度総括号

07年5月12日 春合宿

07年9月6日  夏合宿

07年秋     『葦』2007年度白門祭号

08年2月    『葦』207年度総括号

08年5月10日 春合宿

08年9月18日 夏合宿

08年秋     『葦』2008年度白門祭号

09年8月24日  夏合宿

10年秋     『葦』2010年度白門祭号

11年春     『葦』2010年度総括号

         『葦』2011年度新歓号

11年9月4日   夏合宿

11年秋     『葦』2011年度白門祭号

12年2月    『葦』2011年度総括号

12年9月4日  夏合宿

12年秋     『葦』2012年度白門祭号

13年春     『葦』2012年度総括号

13年度秋    『葦』2013年度白門祭号

14年春     『葦』2013年度総括号

14年9月2日  夏合宿

14年秋     『葦』2014年度白門祭号

15年春     『葦』2014年度総括号

15年夏     夏合宿

15年秋     『葦』2015年度白門祭号

16年春     『葦』2015年度総括号

16年夏     夏合宿

16年秋     『葦』2016年度白門祭号

17年春     『葦』2016年度総括号

         『葦』2017年度新歓号

17年夏     夏合宿

17年秋     『葦』2017年度白門祭号

18年春     『葦』2017年度総括号

         『葦』2018年度新歓号

18年9月3日  夏合宿

18年秋     『葦』2018年度白門祭号

19年2月    『葦』2018年度総括号

19年春     『葦』2019年度新歓号

19年9月16日 夏合宿

19年11月   『葦』2019年度白門祭号

〔2020〕

 

 

 

20年2月  『葦』2019年度総括号

21年2月  『葦』2021年度総括号

21年11月 『葦』2022年度白門祭号

22年2月  『葦』2021年度総括号

22年11月 『葦』2022年度白門祭号

23年2月  『葦』2022年度総括号

23年11月 『葦』2023年度総括号

24年3月  春合宿

       『葦』2023年度総括号

24年4月  総会で会則採択

       代表委員会発足

24年6月  執行部発足

       臨時総会

24年9月  臨時総会にて会則改訂、役員

       改選、運営部局の設置

24年11月 白門祭展示

​24年12月 口頭発表会(全3回)

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Column

2020年度は新型コロナウイルス感染症の影響で図書館が利用できず前期ゼミが全て中止に。後期はオンラインでの開催で、なんとか活動は継続した。​2021年度は白門祭が再開されたものの、従来の飲食物提供を憚り本会所有の古書の展示などにとどめた。また法学部の茗荷谷移転が噂され出すが、移転後も多摩キャンパスに拠点を置き活動を続けていくことを決定。これらを乗り越えた2024年度だが、会全体で見ると変化の多い年ではあったものの個々人の目線では活動の少ない年となってしまった。

Contacts

< Address >

東京都八王子市東中野742-1

  中央大学 多摩キャンパス 4号館4314教室

< Email >

sigakuken@gmail.com

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