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どんな駄作でも
はある
価値
日時: 2025年2月18日(火)
場所: 中央大学茗荷谷キャンパス
主催: 中央大学史学研究会

—— Kanto Historical Research Societies & Clubs Presentation Workshop ——
《 開催理念 》
学問というのは、今まで見えなかった場所に光を当てることを指す。それは
個々人にとっての新境地であって、時に人類にとっての新たな視点となり得る。
だが、それが優れているか否かを判断するのはその研究が生まれた時代に
生きている人間にとっては難しいことであって、そもそもそれを測る基準など
ほぼ存在しない。そうであるにも関わらず、我々は学問に対し無意味な優劣を見出し、
その価値を貶めてきた。
この会は比較的軽視されがちな「歴史」を扱う史学系大学サークルの興隆を
願うものであり、同時に学び習うという、優劣を問うものではない学問の形の
再発見を望むものである。
この「学び習う」という点において、また学問の優劣を指し測るものがない
という点において、どんな駄作であっても価値はあると胸を張っていきたい。
《 参加団体一覧 》
※ 一部、希望により掲載していない団体があります
その他、合計15団体による
開催となりました
《 発表タイトル一覧 》
・日本陸軍の兵站軽視の思想的背景に対する一考察
〜参謀本部の一次大戦分析を中心に〜
・挙国一致内閣期における国民同盟の動向
-議会態度と党内派閥対立-
・後藤新平の大調査機関構想
ー原敬内閣における交渉を中心にー
・織田信長時代における公武協調史観の再検討
~絹衣相論・勅命講和を中心に~
・昭和戦時期の海軍と文官
─南方軍政地域における戦争保険法の運用過程を中心に─
・シャカ・ズールー ―民族の長とその改革
・記憶論的転回
※発表順にて羅列