

2024
2
Nov.
2024
5
Nov.
—— 伝統と革新の半世紀
At 3104(Tama Campus)
9:00-18:00
史学研 年の歴史
70
Veritas
Omnia
Vincit
「真実は全てを征服する」
この⾔葉は初期の宗教改⾰者であったヤン・フスの
⾔葉とされるラテン語の成句である。
この概念はトマシュ・マサリクの⼿によって虚偽に
対する倫理学的概念として 再構築された
その本質は事実の歪曲の為のあらゆる虚構に対する
抵抗と不服従 であり、当会が歴史に対して誠実
たらんとする決意でもある。
—— Chuo University Historical Research Society ——
70年の歴史を詰めた
珠玉の展示
Les points forts de notre exposition

『⽩史』6号を⽪切りに、折に触れ覚書として述べられてきた本会の歩み。⼀番新しいものは 2017年に『葦』に綴じられた「中央⼤学史学研究会60年史」でした。そこから7年、会員数も回復の兆しを⾒せる今年度、会の総⼒を上げてこのテーマに挑戦しました。今回の研究にあたり過去の資料を調べている 中で、1970年前後の学⽣運動絶頂期における⼀次資料に相当する当時の学⽣らの声、そして本会と学 ⽣運動の関わりについての記述が発⾒されています。そのほか学友会などへ協⼒を仰ぎ、史学研創設以前の歴史系サークルの存在にも⾔及を試みています。これら資料・調査をもとに、史学研が歩んできた70年を様々な⼿法で展⽰に落とし込んでみました。
今年度の史学研
Les points forts de notre exposition
約30名の新入生を迎え出発した今年度。
しかしながら「ゼミ問題」を皮切りとした運営機能不全に悩まされ、思うように動けなかったというのが実情です。とは述べつつも、例年の論文執筆に加え口頭発表やWebコラム、小説などを研究発表方法に加えることで、従来は会に馴染めなかった「ライト層」が積極的に活動へ参加できるよう調整を図っています。また対外活動にも力を入れ、本会主催で研究発表会「関東史学系サークル研究発表大会」を企画したり史学系サークルを集めた連盟創設に向け動いたりと、型破りな活動にも注力しています。
また今年度の特徴としては1年生の多さにあり、過半数は彼らという状況です。ですが我々はこれを契機とし、従来会の運営において死角となっていた部分へ光が当てられることを願い積極的な運営への参画を呼びかけています。お見苦しいところが多々あるかと思われますが、どうぞ寛大なお心遣いをいただけますと嬉しく思います。
1954 中央⼤学史学研究会 創設
1958 後楽園校舎に初めて会室を得る
1959 会報 創刊号 発刊
1961 史研同窓会 設⽴
1965 駿河台校舎へ移動、会室喪失
1966 学⽣会館問題全学討論会
1967 駿河台校舎に会室を得る
⽩史の図書館への納本
1968 中央⼤学全学ストライキ
1978 多摩キャンパス移転開始
1980 多摩キャンパス移転完了
駿河台校舎閉校式
1983 永原慶⼆講演会の開催
1994『葦』1993年度創刊号 発刊
2000『葦』1999年度創刊号 発刊
多摩モノレール全線開通
2012 院⽣が所属した現状最後の年
2021 新型コロナウイルス感染症による⾏動制限
2022 法学部都⼼移転後も多摩での活動を
続ける⽅針を可決
2023 法学部の茗荷⾕キャンパス移転
—— Veritas Omnia Vincit ——
史学研OBの方へ
今年度の白門祭出展に際し会内・会外資料等ほぼ全てに目を通しましたが、1985年から1993年までの空白期や2000年以降のものに関し、運営資料や機関誌などが不足しており十分にその様子を明らめられていないのが現状です。
つきましては、もしご都合がつく様であればぜひこの機会に色々なお話を伺いたく思います。またこれら以外の世代の方々におかれましても、当時の運営や会計、合宿のことなどのお話ができればと思っております。
お立ち寄りの際はぜひ当会会員までお声がけいただきたき、当時の様子を熱弁していただけたら幸いです。
皆さまのお越しをお待ちしております!
