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Blog『草紙』
「草紙 (そうし)」とは、親しみやすく散文的な物語や日記を指す言葉です。
本会では各々のつぶやきを吐露する『草紙』が置かれていますが、
ここではその伝統から転じ、当会での様々な活動の様子や
会員のつぶやきなどを吐露する場としたく思います。


史学研の会則について
「時は金なり」とはベンジャミン・フランクリンの言であるが、納期に追われた時には「金銭で時間が買えればよいな。」などと余計な事ばかり考えて反って進まなくなるものである。さて本稿を書いているときの私は正にそんな感じで、原稿を書いては納得が行かず書き直してを繰り返しています。...
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2024年10月28日
台湾の英雄「鄭成功」は日本でも人気
皆さんは鄭成功(ていせいこう)という人物を知っていますか?鄭成功とは台湾の英雄といわれる人物であり、17世紀中頃に中国や東シナ海などで主に活躍した明の政治家、軍人です。17世紀、18世紀には台湾のみならず日本でも人気がありました。なぜ外の情報が入りづらい鎖国下の日本でも彼は...
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2024年10月20日
”歴史”から”歴史学”へ-「帝国」とは何か?-
帝国ホテル、帝国書院、帝国劇場…我々の日常でもたまに聞く「帝国」という単語。歴史の授業では「大日本帝国」「清帝国」「ロシア帝国」「オスマン帝国」のような国名や、「帝国主義」のようなよく分からない用語を当たり前のように教えられて丸暗記してきたのではないでしょうか。...
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2024年10月13日


アルバニアってどんな国? 前編
つい先日オーストリアでは極右政党が第1党になったようで(とはいえ過半数は取れていないようだが)、移民問題なんかもあるのかな、とかなんとか思っていたところ、つい気になってしまいました。「ヨーロッパの宗教事情って、今どうなってるんやろ」と。...
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2024年10月6日
任天堂——花札から始まる135年の歴史
レッド・キャップに髭を蓄えた万能超人25歳やピンクの悪魔、高圧・特別高圧電気取扱特別教育未修了者の命令で10万ボルトを放つネズミ、剣と盾がアイコンの二番手ではない緑の主人公や借金を押し付けてくる狸など、書いていて驚くほど描写しやすいキャラたちを生み出しているあの会社です。あ...
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2024年9月29日
芥川龍之介『羅生門』の改変
芥川龍之介という文豪をご存じでしょうか。明治時代の小説家ですが、『鼻』や『蜘蛛の糸』などは、教科書で読んだことがあると思います。先日私が山梨県立文学館に行ってきたときに、芥川の『羅生門』についての面白い話を知ったので紹介したいと思います。(『羅生門』を読んだことがないという...
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2024年9月24日


酢酸菌によるワインの発酵について
1週間程帰省し、さて久しぶりに家に帰り、冷蔵庫のワインを注いでみると独特の匂いと酸味が。そう、お酢を飲んだ時のあの感じです。酸化して劣化するということは経験済みですが、隣のワインビネガーと取り違えたのではないかと疑わざるを得ませんでした。半分ほどグラスに開けて、残りはコルク...
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2024年9月15日


モンゴル帝国から見る食文化の現在
きっと誰もが一度は歴史の授業で「チンギス・ハン」や「モンゴル帝国」は聞いたことがあるでしょう。モンゴル帝国(または元)というと、日本に攻めてきたとか、ユーラシア大陸のほぼ全土を支配したとか、あげればキリがないくらい歴史的には重要な国家でした。...
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2024年9月1日


Ska vi fika?
みなさん、「fika」って知ってますか? スウェーデン式のティータームで、元の意味はコーヒーだったりします。 そんなわけで執行部合同会議の名目で「fika」を開催しました! ——とっ散らかってるって? しらん。 実際やったのはいつもの会議だったりするんですが、まぁ、常時何か...
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2024年7月23日
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