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Blog『草紙』
「草紙 (そうし)」とは、親しみやすく散文的な物語や日記を指す言葉です。
本会では各々のつぶやきを吐露する『草紙』が置かれていますが、
ここではその伝統から転じ、当会での様々な活動の様子や
会員のつぶやきなどを吐露する場としたく思います。


アルバニアってどんな国?後編
最終回です。どうやら、WEBコラム自体も最終回になるようで、最後がこんなのでいいものかというお話ではございますが、さっそく後編としてアルバニアの現代史を紹介していきましょう。 1946年1月11日、アルバニア人民共和国の建国が宣言されます。国のトップはエンヴェル・ホッジャ...
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1月2日
悲惨な大敗北-淝水の戦い
世界の歴史においては、様々な戦争があり、その戦争を契機として社会やその後の歴史が大きく変わることが数多くあります。その戦争の規模については、日本の関ヶ原の戦いのような国内規模のものから、アルマダ海戦のような二国家間のもの、さらには第1次世界大戦や第2次世界大戦のような世界規...
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2024年12月1日
『歴史総合』がもたらす教育現場への悪影響
高校社会科の学習指導要領が改定され、歴史総合が追加されたことは記憶に新しい。これまで幾度と学習指導要領は改定されてきたが、その度に現場は振り回されてきた。その被害は教員や学習塾など教育業界全般に及ぶ。そして一番の被害者はそれを受講する生徒である。全て丸投げされ、無茶な内容に...
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2024年11月24日


アルバニアってどんな国? 中編
さて、前編におきまして、アルバニアの起源から第一次世界大戦の直前まで話が進みましたね。と、いうことで中編はアルバニアが第一次世界大戦に巻き込まれるところから開始していこうと思います。 紆余曲折を経て、オスマン帝国から独立し、ドイツ貴族を王として迎え入れることで、アルバニア...
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2024年11月17日
「エリザベス朝」の始まり——英国が召した最強の「ガンガン」の最初
英国国教会を確立させアルマダの海戦以降、英国の黄金時代を築いたエリザベス1世。1707年合同法により、長く争っていたイングランドとスコットランドの関係に一旦の終止符を打ったアン。世界各地をその手中に収め、ヨーロッパの祖母とも形容されたヴィクトリア。...
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2024年11月10日


ミュシャとスラヴ叙事詩
アルフォンス・ミュシャという画家をご存じでしょうか。チェコ出身の画家で、アール・ヌーヴォー期のパリやアメリカで活躍しました。 まずはミュシャの代表作にしてデビュー作、『ジスモンダ』を見てみましょう。 美術っぽくないな、と思われたでしょうか。初期のミュシャは挿絵やポスターなど...
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2024年11月3日


史学研の会則について
「時は金なり」とはベンジャミン・フランクリンの言であるが、納期に追われた時には「金銭で時間が買えればよいな。」などと余計な事ばかり考えて反って進まなくなるものである。さて本稿を書いているときの私は正にそんな感じで、原稿を書いては納得が行かず書き直してを繰り返しています。...
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2024年10月28日
台湾の英雄「鄭成功」は日本でも人気
皆さんは鄭成功(ていせいこう)という人物を知っていますか?鄭成功とは台湾の英雄といわれる人物であり、17世紀中頃に中国や東シナ海などで主に活躍した明の政治家、軍人です。17世紀、18世紀には台湾のみならず日本でも人気がありました。なぜ外の情報が入りづらい鎖国下の日本でも彼は...
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2024年10月20日
”歴史”から”歴史学”へ-「帝国」とは何か?-
帝国ホテル、帝国書院、帝国劇場…我々の日常でもたまに聞く「帝国」という単語。歴史の授業では「大日本帝国」「清帝国」「ロシア帝国」「オスマン帝国」のような国名や、「帝国主義」のようなよく分からない用語を当たり前のように教えられて丸暗記してきたのではないでしょうか。...
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2024年10月13日
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